検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Revaluation of hydrogen generation by water radiolysis in SDS vessels at TMI-2 accident

永石 隆二; 森田 圭介; 山岸 功; 日野 竜太郎; 小川 徹

Proceedings of 2014 Nuclear Plant Chemistry Conference (NPC 2014) (USB Flash Drive), 9 Pages, 2014/10

BB2014-1745.pdf:0.92MB

スリーマイル島原子力発電所(TMI-2)の冷却水喪失事故で発生した汚染水を処理した吸着塔(SDSベッセル)に対しては、残水量、放射線分解による水素の発生、ゼオライトに吸着した$$^{137}$$Csの分布等が実際の吸着塔を用いて大規模に測定され、その結果は吸着塔のサイズや構造の情報とともに公開されている。本研究ではTMI-2事故で使用した吸着材を用いて、水蒸気吸着挙動等の表面構造の測定、並びに$$gamma$$線照射による水素発生の測定といった小規模な試験を行い、そこで得た最新の結果と公開情報をもとに、TMI-2事故での吸着塔内の吸収線量率及び水素発生率の再評価を試みた。本研究で行った評価の手順及び結果は、福島第一原子力発電所事故の汚染水処理で発生する廃吸着塔の内部で起こる水素発生の挙動を把握する上でも重要である。

論文

Hydrogen generation during reflooding of degraded core as an accident management measure

日高 昭秀; 杉本 純; 早田 邦久

EUR-14039-EN, p.28 - 36, 1992/00

軽水炉のシビアアクシデントを早期に終息させるためのアクシデントマネージメントの一つとして、損傷した炉心を冠水させ冷却する手法がある。しかしながら、損傷した炉心を冠水すると、金属-水反応によって水素が発生すると共に、被覆管温度の上昇とそれに伴う燃料溶融の可能性がある。このため日本原子力研究所は、炉心損傷詳細解析コードSCDAPを用いて、TMI-2事故において事故後100分$$sim$$174分の間に再冠水が行われた場合を想定し、再冠水開始時刻、再冠水速度、再冠水前の炉心の水蒸気流量をパラメータとした感度解析を実施し、再冠水による水素発生量と炉心損傷への影響を評価した。解析の結果、以下の結論が得られた。(1)損傷炉心の再冠水により付加的な水素が発生する。(2)再冠水中の水素発生量は、未酸化Zrの量及び再冠水開始時刻に影響される。(3)一般に再冠水は早期に行われる程、炉心の損傷は軽減され水素発生量は少ない。

報告書

炉心損傷詳細解析コードSCDAPによるTMI-2事故時再冠水効果感度解析

日高 昭秀; 杉本 純; 松本 英一*; 早田 邦久

JAERI-M 89-213, 87 Pages, 1989/12

JAERI-M-89-213.pdf:1.66MB

軽水炉のシビアアクシデントを早期に終息させるためには、破損した炉心を早期に冠水させ冷却することが重要である。しかしながら損傷した炉心を冷却水で冠水すると酸化されていないZrと新たに供給される水蒸気が反応し、水素が発生するとともに被覆管温度が上昇する可能性がある。そこで原研では、SCDAPコードを用いて、TMI-2事故において事故後100~174分の間に再冠水が行われた場合を想定し、再冠水による水素発生と炉心損傷への影響を評価することを目的とした感度解析を行った。感度解析の結果、以下の結果が得られた。1)再冠水直前の炉心が水蒸気枯渇状態にあり、炉心温度が1500K前後で再冠水速度が遅い場合には、再冠水中にZr-水反応が急速に進行し水素発生量が増大する可能性がある。2)シビアアクシデントの事故管理を行う場合には、水素発生量と再冠水開始時刻及び再冠水速度との関係を考慮する必要がある。

論文

TMI-2号炉事故における放射性物質の放出経路

田中 貢

日本原子力学会誌, 23(1), p.49 - 57, 1980/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)

TMI-2号事故に関し米国で報告された事故調査報告書のうち主なもの、即ちNSAC-1、NSAC-1 Supplement、NUREG-O600,Kemeny Report,Rogovin Reportについて、それらが行った放射性物質の放出経路に関する調査結果を比較検討した。その結果、TMI-2号炉事故時の放射性物質の主な放出経路は、気体状放射性物質については(1)抽出・充填系ならびに補助建屋にある各種タンクの逃し弁からの放出と(2)ベントヘッダーからの漏洩、また液体状放射性物質については(3)1次、2次冷却水サンプリング時のフラッシングとタービンから漏洩した汚染水を源とする産業廃棄物処理系からの排水であることが明らかにされた。

口頭

放射線輸送・遮蔽計算による汚染水処理装置の吸収線量評価

松村 太伊知; 永石 隆二; 片倉 純一*; 鈴木 雅秀*

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故における汚染水処理では、使用済みの吸着塔付近は高線量下であり容易に近づけない環境であるが、外側から放射線等を測定することで内部の吸着核種や吸収線量の分布を評価することが期待できるため、これまで放射線輸送・遮蔽計算を用いた汚染水処理等での吸収線量や放射線分解等に関する解析的研究を進めてきた。本研究では汚染水処理の代表例として、情報が広く公開されているTMI-2事故時の汚染水処理に用いた水没式脱塩システム(SDS)に対して、SDS吸着塔内のゼオライト充填層の吸収線量と、吸着塔の$$gamma$$スキャニングの結果と充填層内の核種分布との関係について評価を試みた。

5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1